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MAIL MAGAGINE Vol.42 2021.1.1

いつも当農園をご贔屓いただきましてありがとうございます
このメールは、すだ農園をご利用いただいたお得意様へお送りしています
 
 
 

NEWS PICK UP

 
「さて、この花は何の花でしょうか?答えはこのメール最下段に」
 
 

新年あけましておめでとうございます

旧年中は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご愛顧を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

今年の12月は11月までの暖かい気候から急転して、後半は冷え込み、雨がない日が続きました。
気温の変動に身体も苗たちもついていかずです。
また地方によりましては急な大雪でご苦労されているところもあり、お見舞い申し上げます。
当店は京都亀岡にあり、雪はそれほど積もりませんが冬場はとても冷え込みます。
こうして毎月の手入れについてお届けしていますが、読んでいただいている方は、 北は北海道、南は沖縄までと全国のお客様です。暖かい地方では冬囲いなどいらないでしょう。
こちらで案内する作業は目安として考えていただき、それぞれの地域の気候に合わせての作業を行っていただけたらと思います。

みなさま、お正月のんびりされている中でこそ、 大切に育てられている苗木たちの様子も眺めて頂きますようお願い致します。

2021年1月6日(水)9時より営業開始です
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■年末年始の休業期間のご案内
〔年末年始休業期間〕
2020年12月25日(金)~2021年1月5日(火)
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※休業中も、インターネットあるいはメールでのご注文は休まずお受けいたしますが、お問合せへのご返答は1月6日(水)以降となります。

下記の品種は2月中旬以降の発送は花芽が落ちやすくなります。この寒い中ではありますが花芽がどんどん膨らんでおります。ご注文をご検討の方は早めのご注文をお勧めいたします。

▼pickup もうすぐ花梅の季節です 梅のご注文はお早めに…
▼pickup もうすぐ梅の季節です 梅のご注文はお早めに…
▼pickup アンズ モモに似たうすピンクの可憐な花を咲かせます!
▼pickup サクランボ 花を観賞するサクラに対して、サクランボは実サクラとも呼ばれます!

▽▽★発送について★▽▽
地掘大苗[常緑樹]⇒春に受付出荷再開予定
地掘大苗[落葉樹]⇒注文受付中・ご注文後1週間から2週間後の出荷
地中ポット苗[常緑樹・落葉樹] ⇒注文受付中・順次出荷中
ポット苗スリットポット苗 ⇒即発送可能
新苗[1年生]単品販売注文受付中・順次出荷中
新苗5本セット[常緑樹]⇒注文受付終了
新苗5本セット[落葉樹]⇒注文受付終了


【亀岡市ふるさと納税】
京都府亀岡市のふるさと納税の返礼品に苗木をお選び頂けるようになりました!
当店の所在する京都府亀岡市です。ふるさと納税をご予定の方は一度ご覧になってみてください。

楽天ふるさと納税
ふるなび

 


 

冬囲い
果樹苗木・成木の手入れについて
さて、このメールをお届けしている方は、当店で苗木をご購入頂き、日々手入れをされていると思います。今月もこの月の手入れのポイントについてお伝えしたいと思います。
この1月は、ほぼ12月に準じます。冷たい雨や雪の日は、こたつに入って、新しい一年の庭や畑の計画を立てるのも楽しいものですね。

▼果樹苗木 植え付け後の1月の手入れ

これから本格的な冬越しをするにあたって、強風や雪で苗木がぐらつかないように支柱がぐらついていないか、ひもが食い込んでいないか等々再確認ください。
見た目にはこの冬から早春の間は地上部は全く変化が見られません。
秋にご購入いただいた苗木は冬の間は変化がありませんが、長期間雨が降らない場合で根が乾いているようなら暖かい日中に水やりを行ってください。
落葉樹は見た目、枯れているように見えても生きています。
極度の乾燥、過湿にあわせないようにくれぐれも注意をしてください。


◎1月の落葉樹

1月は、12月から引き続き、葉は落葉し終わり、休眠期です。 養分の吸収も少なくなり、根は活動を休み、幹の樹液も移動していません。 枝を切ったり、根を切っても木に悪影響を及ぼしませんから剪定や移植に適する時期となります。

以前に送らせていただいたメルマガにこの季節にあわせて知っておいてもらいたい記事がありますので参照先を掲載いたします。ご興味のあるところ読んでみてください。

●休眠期について/剪定について こちらから

●肥料について こちらから

●マシン油乳剤について こちらから

移植については、根っこが凍るような地域では、寒さを嫌がる柿やイチジクなどの植え付け、 移植は3月上旬から中旬くらい極寒期が終わってからにしましょう。 落葉が終わり、枝ぶりもわかりやすくなっていますので剪定適期です。 樹種により来年の花芽の付き方は異なりますから実をきっちりつけたい場合は花芽をつける習性を理解したうえで剪定をしましょう。 ついつい切りすぎて来年の花芽を全部切り落とすことがないように注意しましょう。

露地植えの1月の管理・作業
・水やり 必要ありません
・肥料  元肥を施していない場合は、樹冠の周りを10センチくらい掘り好みの肥料を埋めましょう。 元肥は油粕や骨粉などを施す方が多いですが、緩効性のIB肥料もおすすめです。
・剪定  適期です
・除草  雑草を放置しますと、通気性が悪くなり、病気の発生を助長することになります。 施した養分も雑草にとられてしまいますので、早めの除草をしましょう。
・移植、植え付け 移植する場合は落葉樹後に掘り取ります 植え付けも行えます

鉢植えの1月の管理・作業
・置き場 日の良く当たるところに置きましょう
落葉樹は、部屋の中など暖かいところに置きすぎると花芽を付けてくれない場合がありますので、 寒さには十分あてましょう。
・水やり 鉢の土の表面が白く乾いたらやりましょう 毎日の水やりは必要ありません
・肥料  施しません
・剪定  行ってください
・植え付け・植え替え 落葉し、休眠期ですので植え替え、植え付けは適期です

 
◎1月の常緑樹(カンキツ(柑橘)類、ビワ、フェイジョア等)

みかん類は、冬場は防寒・防風を十分行ってください。 日中暑い日もありますのでビニールで覆うのはできればやめましょう。

◎ビワ
ビワは12月に花が咲き、今もまだ花が咲いている地域もあると思います。もうすぐしたら、花柄が落ちて幼果が現れてくると思います。先月お伝えした摘果を確実に行ってやると大きな実がとれます。

露地植えの1月の管理・作業
・水やり 上記でも掲載したように、1週間も雨が降らなければ人為的に水やりをしてください
・肥料  樹冠の外周の下を幅30センチ、深さ15から20センチに円周上に溝を掘り、肥料を施したあと溝の上に土をかぶせます。
・収穫  適宜行います
・剪定  行いません
・植え付け 新苗や大苗の植え付けの適期です。ただし、土が’しるい’(*この言葉は、京ことばみたいですね。土が湿気っているという意味です)時には植え付け作業はやめましょう。
・移植  極寒期は避けましょう

鉢植えの1月の管理・作業
・置き場所 太陽光線に当ててください。
・水やり 乾いたらやります 一回の水やりはたっぷり鉢底から水が流れるまでやりましょう
・肥料  葉の色を見て黄色いようなら追肥をやります 葉の色が濃ければやりません
・剪定  行いません
・植え替え・鉢替え 行いません
・防寒  十分な防寒を行ってください

【秋の自社配達での雑感】

今年度も11月に関東方面への自社配達を数件させ頂きました。その中で新しい気づきがありました。

《営農型太陽光発電》
太陽光発電のパネルの下に植えられるための柿を配達しました。
農地を転用しての太陽光発電については、賛否あるとは思いますが、私はどちらかというと、あまり賛成ではありませんでした。しかしながら、今回の配達で太陽光発電施設の下での営農の為、柿を植えられるという取り組みを実際に見させていただき、これもありかなあと少し賛成の方向に傾きました。
今回見させていただいたのは、柿の2年生が整然と植え付けられたばかりのところでしたのでこれから数年経って大きく育っていったらどうなるのかはまだ未知です。
先進事例があるようで、そちらから教えてもらいながら取り組まれているとのこと。
陰陽植物であるサカキやシキビ栽培、シイタケ栽培などは聞いてはおりましたが、柿が太陽光パネルの下で育てられるということに驚きました。
今後の手入れを誰が担っていくかなどいろいろ課題がありそうし、農業委員会への作物の成長の様子の報告があったりと手続き上大変なこともあるようですが、新しいチャレンジ、荒廃地の活用事例として興味が沸きます。
詳しくはこちら農水省のサイトにいろいろな事例が掲載されています。
[農水省 営農型太陽光発電の記事]


《狭い庭でもコンパクトに剪定次第でいろいろ楽しめる》
ユスラウメをお届けしたお宅はもうこれ以上植えられる場所があるの?というくらいたくさんの果樹が所狭しと植えられていました。
柿は、一方向にのみ枝を伸ばす誘因で幅は生かして厚みはつけずに仕立てられ、 またキウイとブドウは家の軒の1mほどの軒下に這わせられ、 甘夏みかんも上の方に枝を伸ばし下の方はすっきりと剪定されておりました。
また小さな栗も鉢植えにされちゃんと二品種交配させるようペアで配置。
鳥の観察のためのエサ台も手作り。 楽しんでおられるなあという様子をみさせてもらって元気を頂きました。ありがとうございます。


ここまで読んでくださりありがとうございました。では、また来月もお会いしましょう。
このメールトップの写真は、1月下旬ごろから咲きはじめる濃紅色一重の花で早春の庭を彩る寒紅梅です。
寒紅梅の苗木はこちらで販売しています

今月のオススメの商品

大苗◇アンズ(杏) ハーコット[地掘苗 2018年:LL]

19,200円(税込21,120円)

 

大苗◇ウメ(実梅)鶯宿(おうしゅく)[地掘苗 2018年:L]

14,900円(税込16,390円)

大苗◇ウメ(花梅) 寒紅梅(かんこうばい)[地掘苗 2017年:LL]*農園引取のみ

20,800円(税込22,880円)

 

大苗◇ウメ(花梅) 思いのまま[地掘苗 2016年:3L]*農園引取のみ

42,000円(税込46,200円)

大苗◇サクラ(桜)豆桜[湖上の舞](マメザクラ・コジョウノマイ)[地掘苗 2017年:L]

26,700円(税込29,370円)

 

大苗◇サクラ(桜)十月桜(ジュウガツザクラ)[地掘苗 2018年:LL(樹高high)]*農園引取のみ

16,600円(税込18,260円)