【お客様からの質問コーナー】
通販ならではのご質問を頂きましたのでご紹介したいと思います。
Q:長野県の中部ですが苗木を植える時期が遅すぎるのでしょうか。しだれ桜の大苗を購入希望です。
4/16にこのご質問を頂きました。当店は京都で生産をしており、4/16頃はそろそろ根回し済みの商品を販売終了にしはじめていた時期です。
A:通常は長野県でご購入された苗木の場合は植え付け時期は今遅すぎることはありません。
しかしながら、当店は長野より南部に位置しますため、当店で育てた苗木は新芽がそちらより早く芽出します。
そのため、【根回し済】としております商品はほとんどが、すでに新芽がでております。
長野ではまだ新芽はこれからだと思います。
慣れている方、また造園業の方でしたら新芽がでている時期でも根回し済みの苗木を移植致します。
また、今までは通常はその地域で育てられてその地域の寒暖で新芽をだした苗木をその地域の方が植えるということになりますが
現在では、当店のように通販をし、南で育てた苗木を北の地方の方が植えるということもでてまいります。
その後の管理さえ適切に行えば可能です。
落葉樹の植え付け適期は本来は落葉期(当店京都では11月中旬ごろから3月中旬ごろまで)です。が、長野ですと場所にもよりますが、半月から1ヶ月ぐらいずれてきます。
また当店で新芽を出した苗木をそちらで植え付けますと その新芽が遅霜にあう可能性がないこともありません。
遅霜注意報がでましたら 不織布などで苗木をふんわりと覆っていただき翌日はずしていただくというような管理ができます。
また、先日は4月だというのに真夏のような暑さが数日続き 当店では 植え替えした苗木が枯れそうになるということが起こってしまいました。
このような場合は、水やりをいつもより多めにし、少々寒冷紗などふんわりとかけて夏のような日差しを少し遮るというようなことなどの対処をします。当店は大量に露地植えしておりますため水やりを怠ってしましました。
通常では4月に植え替えても枯れることはないのですが、気候変動で何が起こるかわからないような状況です。
このようなことから、 1000円くらいの苗木でしたら枯れてもまた植え替えればということもできますが 今回のように大きな苗木はそのように簡単にはいきません。
ただ、苗木の植え付けや栽培になれておられる方なら 色々対処法がありますからそれらをしていただけましたら(できるようでしたら)今の時期でも枯らすことなく植え付け可能です。落葉樹も根回し済みでしたら植え付けが可能ですから当店では根回し済みを新芽がでてからも販売しております。