*画像が正しく表示されない方はこちら
 
 
 

MAIL MAGAGINE Vol.58 2022.5.1

いつも当農園をご贔屓いただきましてありがとうございます
このメールは、すだ農園をご利用いただいたお得意様へお送りしています
 
 
 

NEWS PICK UP

 
「さて、この花は何の花でしょうか?答えはこのメール最下段に」
 
 

暮らしを豊かに彩を添えてくれる果樹を育てませんか?

みなさま いかがお過ごしでしょうか! 今年の4月は、夏のような暑さの日や雨が前半少なかったり・・となかなか手ごわい天候でした。当農園では、植え替えした落葉樹の新芽がでてくれなかった個体も今年は多く見受けられます。

昨年は落葉樹の根回し済みを5月になっても販売しておりました。
しかしながら今年は落葉樹、根回し済みであっても移植は厳しそうなため、今年は販売を一旦停止しました。たくさん根回しし、準備しましたので残念です。陽気が少し和らいだら一部販売再開をするかもしれませんが、これからは柑橘類や常緑樹の根回し済みや地中ポット、スリットポット苗をご購入くださいませ。柑橘類では、農薬使用の入荷苗も販売開始しています。

◆GW期間の休業のお知らせ
2022年4月29日(金)~5月8日(日)のゴールデンウィーク期間中は休業とさせていただきます。
この期間中、商品の出荷・お問合せへのご返答・ご注文に関するご連絡は休止させていただきますのでご了承ください。なお、休業中、ネット注文のお申し込み、お問合せメールの受信はお受けしております。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆今後の出荷について
出荷停止期間:4/27(水)~5/8(日)まで
この期間は出荷を見合わせます。ご了承ください。5/9より出荷再開予定ですが、天候や個々の大苗の状況をみながら出荷期日を延期する場合がありますのでご了承ください。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------

そろそろアゲハ幼虫の食用 無農薬生葉の発送が始まります!

2022年度もアゲハ食用葉の販売をさせていただく予定です。
これから本番になる蝶や蚕、リクガメの愛好家さん向けのカンキツ(柑橘)類やクワ、サンショなどは生産区画を離して薬剤が付かないよう工夫しています。
2022年も昨年に引き続き新芽の芽吹きが大変早く、4月26日から、まずはカラタチのみ予約販開始しました。 5月中旬~下旬ごろから甘夏ミカンやユズ、サンショ等の葉を販売開始する予定です。
尚、スリットポットに植え付けた無農薬のカンキツ(柑橘)類は年中販売しております。


~今注文できる商品~
▼pickup カンキツ(柑橘)類
カンキツ(柑橘)類 ▼pickup フェイジョア
フェイジョア ▼pickup ヤマモモ
ヤマモモ

▽▽★発送について★▽▽
地堀大苗の発送はそろそろ終了!お早めにご注文ください!
地掘大苗[常緑樹]⇒注文受付中・5/9以降出荷
地掘大苗[落葉樹]⇒注文受付終了
根回し済み地堀大苗[落葉樹]⇒注文受付終了
地中ポット苗[常緑樹・落葉樹] ⇒注文受付中・5/9以降出荷
ポット苗スリットポット苗 ⇒注文受付中・5/9以降出荷
新苗[1年生][落葉樹]単品販売⇒注文受付終了
新苗[2年生][カンキツ類]単品販売⇒注文受付終了


当店では過去にも参考になる記事を色々掲載しています。
2018年5月号 ~病気や害虫対策に…やっぱり「薬」を使う?~
2018年7月号 ~自然農薬 いろいろあります~

苗木の手入れについて
さて、このメールを読んでくださっている方は、当社で苗木をご購入されて、
日々手入れをされていると思います。
今月も5月の手入れについてお伝えしたいと思います。
おつきあいくださいませ。

▼果樹苗木 植え付け後の5月の手入れ

若葉が美しい季節となりました。色あせていた葉も生き生きし始めます。
また新芽もぐんぐん伸び出しそれと共に虫の動きも活発となってきます。


◎5月の落葉樹

◎ウメ:今月の中旬は、ウメの木の栄養の交代時期でもあります。前年枝幹や根に蓄えられた貯蔵養分は、このころまでに使い尽くされ、これからは今年伸びた葉の働きでできた養分で生育するようになります。果実の核が固くなるこのころは第二次生理落下の時期でもあります。根の成長は、新芽が盛んに伸長しているときは盛んではありませんが、新芽の成長が落ち着く下旬ごろから再び盛んにのびはじめます。
(NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 ウメ より)

◎カキ:冬の剪定で切った太い切り口から何本もの新芽がでてきます。こうした新芽はほっておくと樹形を乱すので基部から除去するようにします。このとき元のほうを残す中途半端な切り方をすると残った部分からまた強い枝(徒長枝)が何本も伸びますから基部(ぎりぎりから)確実に切り取ります。 また、新枝が密生している部分では間引きをします。また、あいている空間があれば近くのよい枝を誘引してやります。
5月中旬ごろには柿も花が咲きだします。柿はタネができなくても実がなる単為結実性(たんいけつじつせい)という性質がありますが、実際にはタネができないと生理落下する品種も多いので人工授粉ができるようならしてみてください。晴れた日に、雄花の花粉を指で揉んで花粉を集めて、耳かきの羽毛にこの花粉をつけて、雌花の先端にこすりつけます。雌花は花の下のほうがぷっくりと膨らんでいます。雄花をつける品種は禅寺丸や筆柿、西村早生、甘百目、久保などです。
(参考NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 カキより)

◎クリ・スモモ・アンズ 他 落葉果樹:アブラムシなど害虫が発生しやすい時期です。薬剤散布をしなければやむを得ない場合もあります。早めに手で除去できる程度なら水道水や手で除去してください。全体を覆うように被害がでてしまいますと即効性の殺虫剤を一時的にやるしかありませんが、収穫期が迫ってきている場合は薬剤の散布回数、散布時期をよく確認してから使ってください。

◎モモ:摘果、袋かけの時期です

露地植えの5月の管理・作業
・水やり ほとんど必要ありません あまり乾くようなら水やりをしましょう
・肥料  果実をつけ始めている場合は下旬に追肥をします 今期に植え付けをしたものは、肥料はまだやらないか少しでよいです
・剪定  枯れている枝や込み合っている部分は取り除きます
・除草  草が小さなうちにまめに引くようにしましょう
・移植、植え付け 行いません 鉢物やポットものは移植できますが柔らかい新芽が伸びているときは避けましょう

鉢植えの5月の管理・作業
・置き場 日の良く当たるところに置きましょう
・水やり 鉢の土の表面が白く乾いたらやりましょう
・肥料 定期的にやるようにしましょう
・剪定 不要な枝がでてきたら取り除きます
・植え付け・植え替え 行えますが、柔らかい新芽ができている時期は避けましょう
 
◎5月の常緑樹(カンキツ(柑橘)類、ビワ等)

カンキツ(柑橘)類は、4月末から新芽と花芽を同時くらいに伸長しはじめます。
5月初旬ごろからは開花もしはじめ、5月末には幼果ができてきます。
6月にかけて果実を大きくするための重要な時期となります。 新しい根も伸ばし始めます。

◎レモン:レモンは開花中の花を間引かず、幼果が現れてから間引きます。落花が多いため。 若い葉に白い線状の跡が見られたらそれは「ミカンハモグリガ」(通称エカキムシ)の仕業です。幼虫が葉の中にいます。数が少ないようなら指で押しつぶすと殺せます。

◎ビワ:ビワは幼果から果実へと変化する時期です。袋かけまだの方は急ぎましょう。6月中旬ごろの収穫に向けて楽しみになります。

露地植えの5月の管理・作業
・水やり 雨が一週間も降らない場合は人為的に水やりをしましょう
・肥料  追肥をします(樹冠の外周の下を幅30センチ、深さ15から20センチに円周上に溝を掘り、肥料を施したあと溝の上に土をかぶせます)
・摘果  木を大きくしたいときは、花に使われる養分を節約し枝葉につかわれるように特に幼木の場合は摘蕾、摘花をするようにします(花もお吸い物に入れて香りが楽しめます)特に植え付けてから2~3年は果実は少しずつ付けるにとどめ、木の骨格を育てるようにしましょう
・収穫  甘夏みかん、夏みかん、ダイダイなどはそろそろすべて収穫しましょう
・剪定  この時期は行いません 枯れ枝やあまりに込み合っている場合は取り除きましょう
・植え付け・移植 行いません

鉢植えの5月の管理・作業
・置き場所 日当たり、風通しのよいところに置きましょう
・水やり 乾いたらやります 枝葉を伸ばし花をつけるにはたくさんの水分がいります 水不足にならないようにしましょう(かといっていつも湿っているというようなやりすぎは禁物です)
・肥料 4月にやらなかった場合は肥料をやりましょう
・剪定 行いません
・植え替え・鉢替え 行いません

しだれ桜
【お客様からの質問コーナー】

通販ならではのご質問を頂きましたのでご紹介したいと思います。

Q:長野県の中部ですが苗木を植える時期が遅すぎるのでしょうか。しだれ桜の大苗を購入希望です。

4/16にこのご質問を頂きました。当店は京都で生産をしており、4/16頃はそろそろ根回し済みの商品を販売終了にしはじめていた時期です。


A:通常は長野県でご購入された苗木の場合は植え付け時期は今遅すぎることはありません。

しかしながら、当店は長野より南部に位置しますため、当店で育てた苗木は新芽がそちらより早く芽出します。
そのため、【根回し済】としております商品はほとんどが、すでに新芽がでております。
長野ではまだ新芽はこれからだと思います。
慣れている方、また造園業の方でしたら新芽がでている時期でも根回し済みの苗木を移植致します。
また、今までは通常はその地域で育てられてその地域の寒暖で新芽をだした苗木をその地域の方が植えるということになりますが
現在では、当店のように通販をし、南で育てた苗木を北の地方の方が植えるということもでてまいります。
その後の管理さえ適切に行えば可能です。

落葉樹の植え付け適期は本来は落葉期(当店京都では11月中旬ごろから3月中旬ごろまで)です。が、長野ですと場所にもよりますが、半月から1ヶ月ぐらいずれてきます。
また当店で新芽を出した苗木をそちらで植え付けますと その新芽が遅霜にあう可能性がないこともありません。
遅霜注意報がでましたら 不織布などで苗木をふんわりと覆っていただき翌日はずしていただくというような管理ができます。
また、先日は4月だというのに真夏のような暑さが数日続き 当店では 植え替えした苗木が枯れそうになるということが起こってしまいました。
このような場合は、水やりをいつもより多めにし、少々寒冷紗などふんわりとかけて夏のような日差しを少し遮るというようなことなどの対処をします。当店は大量に露地植えしておりますため水やりを怠ってしましました。
通常では4月に植え替えても枯れることはないのですが、気候変動で何が起こるかわからないような状況です。

このようなことから、 1000円くらいの苗木でしたら枯れてもまた植え替えればということもできますが 今回のように大きな苗木はそのように簡単にはいきません。

ただ、苗木の植え付けや栽培になれておられる方なら 色々対処法がありますからそれらをしていただけましたら(できるようでしたら)今の時期でも枯らすことなく植え付け可能です。落葉樹も根回し済みでしたら植え付けが可能ですから当店では根回し済みを新芽がでてからも販売しております。


ここまで読んでくださりありがとうございました。では、また来月もお会いしましょう。
このメールトップの写真は、柑橘類 甘夏みかんの花です。甘夏みかんはクエン酸が普通夏ミカンに比べて早くから減少し食味がよい品種。甘夏みかんの苗木はこちらで販売しています

今月のオススメの商品

大苗◇クワ(桑)実生[18cm地中ポット苗 2018年:S]

14,700円(税込16,170円)

 

大苗◇フェイジョア マンモス[24cm地中ポット苗 2018年:L]

27,600円(税込30,360円)

◇農薬不使用◇葉の採集向け◇ビワ(枇杷) 実生[24cm地中ポット苗:L]

10,600円(税込11,660円)

 

◇農薬不使用【エカキムシ被害大】◇大苗◇柑橘類 ハッサク(八朔)[地掘苗 2018年:LL]

24,000円(税込26,400円)

◇農薬不使用【エカキムシ被害大】◇3年生苗◇柑橘類 本柚子(ほんゆず)[地掘苗 2019年:M]

11,000円(税込12,100円)

 

◇農薬不使用◇大苗◇柑橘類 獅子柚子(ししゆず・おにゆ)[地掘苗 2015年:LL]~実付実績~*農園引取のみ

41,000円(税込45,100円)